[AI-103] Generative AI/Agent領域 Hands-Onロードマップ


こんにちは、Lena Nadir Blog 管理人です。

2026年7月に正式リリースされた「AI-103: Azure AI Apps and Agents Developer Associate」。生成AIアプリケーションや自律型AIエージェントの実装を網羅する資格ですが、新しい資格ゆえに「本番の難易度に即した、手を動かして学べる実践的な教材を見つけるのが難しい」という特有のハードルがあります。

Microsoft Learnは優れた一次情報ですが、ドキュメントを読むだけでは「具体的にどうコードに落とし込み、どう連携させるのか」という全体像が見えにくい部分もあります。

そこで本ブログでは、私がAI-103に一発合格した経験をもとに、実践Hands-onシリーズを始めます。AI-103は5つのドメインで構成されていますが、本シリーズでは配点比率が最も高いGenerative AI/Agent領域に絞って扱います。「試験対策としての勉強」だけでなく、「実務でもそのまま使える」という視点も踏まえてテーマを選びました。

この記事は、これから公開していく4本のHands-on記事をまとめる案内役です。各記事のリンクは、公開ができ次第下に追加していきます。


🛠️ Generative AI/Agent領域に絞った「4つの標準的なHands-onテーマ」

本シリーズでは、AI-103の中でも配点比率が最も高いGenerative AI/Agent領域に絞り、まずは基本を押さえ、そこから実務レベルの深掘りを加えた構成にしています。難しすぎる応用は避け、一歩ずつ進められる4つのテーマをピックアップしました。

第1回:Microsoft Foundry PortalからはじめるAI Agentの定義とPython SDKの基本

  • 内容: まずはFoundry Portal上で最初のAI Agentをノーコードで定義・動作検証します。その後、Pythonを用いてSDK経由でそのAgentを呼び出し、簡単なタスクを実行させる基本的なAgent flowを構築します。

第2回:File Search による基本的なRAG(検索拡張生成)の実装

  • 内容: エージェントに独自のナレッジベースを組み込むためのファーストステップです。Microsoft FoundryのFile Search機能を利用してドキュメントをアップロードし、エージェントがそのファイルを参照して正確に回答するRAGの仕組みをPython SDK経由で実装します。

第3回:JSON構造化出力の方法

  • 内容: アプリケーション開発において、LLMからのレスポンスをプログラムで扱いやすい形に制御することは必須のスキルです。AI-103のシラバスでも重要な項目である「Structured Outputs(構造化出力)」を用い、スキーマを定義して正確にJSON形式で出力を得る実装方法を学びます。

第4回:Azure AIにおける「責任あるAI(Responsible AI)」の実装

  • 内容: 安全で信頼性の高いAIシステムを構築するため、Agent ガードレールの設定方法を学びます。有害コンテンツのブロックやプロンプトインジェクション対策、介入ポイントの設定など、試験で頻出する「責任あるAI」の原則をHands-onで押さえます。

なお、AI-103にはこのほかComputer VisionやText Analysis、Information Extractionといったドメインもありますが、本シリーズではスコープに含めていません。


🚀 本Hands-onシリーズの進め方と、その先へ

各Hands-on記事は、準備ができ次第、以下のインデックスに順次リンクが追加されていきます。

  1. 第1回:Microsoft Foundry PortalからはじめるAI Agentの定義とPython SDKの基本
  2. 第2回:File Search による基本的なRAG(検索拡張生成)の実装
  3. 第3回:JSON構造化出力の方法
  4. 第4回:Azure AIにおける「責任あるAI(Responsible AI)」の実装(リンク予定)

まずは各記事を見ながら、ご自身のAzure環境で実際に手を動かしてみてください。「ドキュメントを読むだけ」よりも、理解の定着度がぐっと変わるはずです。

💡 本番前に、実力を確認したい方へ

一通り手を動かした後、自分の理解度が試験レベルに達しているかを確認したい方向けに、Udemyで『【2026年版】AI-103 模擬試験集|良問厳選・Azure AI アプリ&エージェント開発 試験対策』を公開しています。

単なる正誤だけでなく、「なぜ他の選択肢が誤りなのか」まで公式仕様に基づいて詳しく解説しています。Hands-onと組み合わせることで、本番の問題形式にも対応しやすくなるはずです。

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それでは、第1回のHands-onでお会いしましょう。